つまらなくやるせない日々にちんころがし

息を吐くように素敵なことを言いたい人の何か

話す、聴く

話し、そして聴いてもらうことの有難みを感じた。

新型コロナウイルス感染症騒ぎで、図らずも在宅での仕事が始まり、家の外に出ることが殆どなくなった。

人をあまり見ていない気がする。家族の姿とたまにくる配達員の方くらいだろうか。
以前から仕事にもやもやしたものを抱え、漠然とした違和感があったのだが、この長期在宅のうちにその違和感は大きくなっていった。

在宅勤務で使うパソコンの調子は悪く、度々フリーズしてしまうことにフラストレーションが溜まっていたのだが、いつの間にかパソコンは動いていても自分自身がフリーズするようになっていった。フリーズ時間は長くなってゆく。

まずい。

このままだと上司や同僚へ迷惑をかけてしまうなぁ、行き着くとこまでいけばクビだなぁ、、などと思いながら、漫然と過ごしていた。
このままではいかんな、と自分への不安が募る中、ふと自身の状況を第三者に聞いてもらいたいと思い、久しぶりに友人に連絡をした。ちょっと助けてほしい、とお願いをしたのだ。

久しぶりにいろいろな話をしながら、自身の状況を拙い言葉で伝えた。伝えようとすることで、自身の思考の整理も同時に進むものだ。
話すことは良いな、と心底実感した。特に、自分の中の何か大事な感覚、中々人には話しづらいようなことを言葉にしようとすることが、そしてそれを聴いてもらうことが、精神に良い影響があると感じたのだ。

今の仕事への違和感が払拭されたわけではないが、何かしらの行動を取りたいという意欲が多少なりとも出てきたのだ。独りで悶々と考えているだけでは難しかっただろう。

今度は、自分が聴く側になろうと思う。

話せる誰かがいるのなら、その誰かへ是非連絡を取ってほしいと思う。もし躊躇があるなら私を使って貰ってもいい。
誰だって構わない。漠然とした不安やもやもやがある、いま困っていることがある、なんにもないけどただただ話がしたい、なんでもいい。話すことで、何か良いことが起きるはずだから。
赤の他人なら意外に話しやすいこともあるだろうから。

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