つまらなくやるせない日々にちんころがし

息を吐くように素敵なことを言いたい人の何か

生きやすくなる方法

一つ、気づいておく必要がある。

 

物事は、一人ひとり見え方、捉え方が異なる。言い換えると、全ての物事は自分の見方でしか認識できない、ということだ。目に入る全てのもの、耳に入る事柄、ありとあらゆるものは自分の見方、感じ方というフィルターを通してしか知覚できないのだ。

 

どこかで、「物事は自分の好きなように捉えられる」というような主張を聞いたことがあるが、これは間違いで、より正確に表現すると「物事は自分の捉え方でしか認識できない」なのだ。

 

ということは、物事に対して自分自身が抱く印象や感情って、全て自分のフィルター(捉え方)を通している訳で、このフィルターがキラキラ輝いていたりお花畑だったりする人は、世界はキラキラだったりお花畑に見えていて、ポジティブな感情でいることが多いということだ。

楽観主義者は自分フィルターがキラキラな奴なのだ。

 

例えば、「コロナ禍で外出できない」という多くの人にとってはネガティブな事象に対しても、人と会って話をすることの有り難さに気づけただとか、一人時間が増えたことで自分の内面をより知ることができたなど、とにかくポジティブな側面を意識していたりする。

 

逆に、自分フィルターがどどめ色だったりくすんでいたりすると、世界はどどめ色で、どんよりした感情でいることが多くなる。明るいニュースに対しても裏を読んで、どうせ誰かの利権が絡んでいるんだ、などとうがった見方をしたりする。

 

フィルターを通して物事を見ている、そのことに気づくことが大事なのであって、どんなフィルターを持っているかは自由だ。

せっかくなら、世界が生きやすそうなキラキラお花畑フィルターを持っていた方が楽だな、と思うのだ。